僕は遠く離れたところに住んでいた嫁と結婚しました。
僕の実家に嫁いだ嫁は、実家まで1200kmも離れています。
嫁が住んでいたところは「都会」でしたが、僕が住んでいるのはコンビニもあんまりない「限界集落」です。
みんなには「よくこんな田舎なんかに来たね」とか「都会にいた方が良かったんじゃない」みたいなことを言われているみたいです。
そんな嫁には「ここで暮らすことに対してどう思っている?」と聞くと「周りには親切な人も多いし、都会のようなストレスを感じることも少ない」と答えてくれます。
確かに、限界集落と言っても「ゆったり暮らせる」という、ありきたりだけど本当に贅沢な生活を送ることだってできます。
車を運転していても、道は込み合っていないのでストレスも都会に比べると少ないです。
お店でお買い物をするにしても、レジに並んで列を待つということも都会に比べると少ないです。
嫁もそれなりに田舎の生活に慣れてきました。
次第に友達も増えてきて、嫁の性格は「田舎に合っている」のかなぁと思うこともあります。
だけど、どうしても「嫁の親が遠いところに住んでいる」ことだけは引っかかるところです。
自分の実家の近くに住むという決断が「家族にとって良かったのか?」何度も考えてしまいます。
家族が大好きな嫁にとって、この状況が最善とは思えない。
目次
結婚した後に気がつく「嫁がかわいそう」
結婚してすぐ「愛に場所は関係ない」と思っていました。
しかし「距離」という問題は、年々深刻な悩みとなっています。
嫁はあんまり実家に帰れないことを(僕には言いませんが)不安に思っていると思います。
家族が病気になったときなど、近くにいてあげることができません。
嫁の祖母が病気になったときは、遠く離れた地でシクシク泣いているのをなだめることしかできません。
こんなとき近くにいてあげたいだろうけど、常にお金の問題が付きまとってしまう。
嫁の実家に行きたいけど行けない理由
頻繁に嫁を実家まで連れて行ってあげたいと思っています。
だけど「お金」という問題から目を背けることはできません。
そもそも家族の生活費を捻出することが大変だし、子どもの養育費も貯蓄しなければいけない。
それも「自分が選んだ道」だから、と懸命に毎日を過ごす嫁。
見ていると「かわいそう」と感じることがあります。
この不自由さを感じることは、時が経つほど確実に増えていきます。
両親や家族に万が一のことがあったら・・・。
嫁の実家に行くためには「飛行機」か「新幹線」のどちらかの移動手段が必要です。
旅費を浮かせるために夜行バスもありますが、小さい子供がいるとさすがに無理ですね。
そこで、どうすれば安く移動できるのかを突き詰めていきました。
初めてマイレージの存在を知る
飛行機に安く乗る方法について調べていたときに、初めてマイレージの存在を知りました。
ANAやJALのマイレージを貯めれば、それを使って飛行機に乗ることができます。
一般的にマイレージを貯める方法は「クレジットカード」の還元によるものです。
これで【買い物+節約】という使い方はできますが、家族全員を実家に連れていくほど貯めることはほぼ不可能です。
それに「現金即払派」なので、利用金額が見えづらいクレジットカードを使うのに抵抗がありました。
マイレージをうまく貯められないかな?
陸マイラーがマイレージを貯める方法が衝撃だった
マイレージについて調べてみると「陸マイラー」と呼ばれる人達がいました。
陸マイラ-とは【陸の上でマイレージを貯める人】のことで、クレジットカードの還元で貯めることもこれにあたります。
だけど、陸マイラーがマイレージを貯める方法は他にもあります。
それは「ポイントサイト」を利用することです。
うまく使えば【1P=3円】と3倍くらいの交換レートでマイレージを貯めらます。
僕は、ポイントサイトを利用して「いつでも嫁を実家に連れていく」ことが可能になりました。
さらに月に7万円相当Pを毎月貯めているので、「月に1度は家族全員で飛行機に乗れる」という状態になったんです。
「いつでも乗れる」という安心感で、嫁も昔より明るくなった気がします。
ポイントサイトでマイルを貯めるカギはソラチカルート
ポイントサイトでマイルを貯めるとき、カギとなるのがソラチカルートです。
「ソラチカカード」を発行すると、特殊なルートでANAマイレージへ交換することができます。
さらに、ポイントサイトを経由してカードを発行すればポイントがもらえます。
ソラチカルートについては、こちらの記事で解説しています。
ANAマイル交換最大化ルート
(ポイント大百科)
嫁の本音は「実家に帰りたい」
嫁は「実家に帰りたい」と思っています。
もちろん、それを言ったところで頻繁に帰るためにはお金がかかります。
だから言わないんですが、家族のことが大好きな嫁が家族に会いたくないわけがありません。
きっと「離れた家族に会いたい」という思いを持つ人は、世界中でたくさんの人が抱えている思いです。
だから「家族の距離を縮める」ことは、離れたところに家族を持つすべての人の課題だと思っています。
「お金と時間」この二つの問題が解決できれば、たとえ実家が離れている二人が結婚したとしても、なんとかやっていけると思います。
だけど、そのどちらかが欠けてしまえば、大きな障壁として二人の結婚生活の壁となってしまうでしょう。