「日本人の2人に1人ががんになる」
こんな話を聞いたことがありませんか?
これは統計ですでに証明されており、一生涯でがんと診断される可能性はこれだけ高い数値となっています。
・男性62%
・女性46%
一生涯でがんを患う確率は、男女を平均しても2人に1人を上回る恐ろしい数字となっています。
これだけ身近な病気となってしまったがんなので、保険会社もがん保険に力を入れているようです。
がん保険の特徴
様々な保険会社ががん保険を販売しており、がん保険のシェア争いが熾烈となっています。
でも、がん保険を選ぶ立場からすれば「違いがイマイチわからない」と思ってしまいますよね?
そこで、実際に売れているがん保険の特徴を見ていきたいと思います。
アフラックのがん保険
がん保険の代名詞と言ってもいいほど、人気が高いのはアフラックのがん保険です。
櫻井翔さんやアヒルのCMで知名度も、契約数もナンバーワンはアフラックのがん保険。
がん保険の年間契約数の約半分をアフラックが占めるほど、大きなシェアを誇っています。
かんぽ生命(郵便局)の代理店として、保険外務員が営業に力を入れていたこともあり、現状加入者ナンバーワンのがん保険となっています。
充実した保障内容に加えて、がんで30日以上の入通院をすれば、保険料の払い込みが免除となります。
保険会社の中でトップクラスの保障内容のアフラックですが、逆にデメリットはあるのでしょうか?
実は、アフラックのがん保険にもデメリットがあり、それは保険料が更新型という点です。
10年ごとに保険料が上がっていくため、年々保険料の負担が増えていきます。
アフラックは医療保険も人気があり、そちらは定額タイプになっていますので、がん保険も定額と思っている人は注意が必要です。
保険料が一定の方が安心という人は、一生涯保険料が変わらないがん保険の方が安心かもしれません。
楽天のがん保険
楽天のがん保険は、バランスが良いがん保険です。
アフラックよりもがん診断での一時金が多いのが特徴です。
また、加入したときの保険料がずっと上がらないのも魅力です。
がん保険は男性の方が保険料が高いのが一般的ですが、楽天のがん保険は若い男性の保険料が安いという特徴も評価できます。
払い込み免除はがん診断となっており、入院期間に関わらず払い込み免除となるのも安心ですね。
保障内容は自由にカスタマイズできるので、現在加入しているがん保険の保障グレードをアップされるために使うのもアリだと思います。
例えば「現在加入しているがん保険に抗がん剤治療と通院保障がない」みたいな場合、がん診断給付金や入院保障をつけずに加入できます。
チューリッヒのがん保険
チューリッヒのがん保険は、楽天のがん保険同様、非常にバランスが良い人気のがん保険です。
また、チューリッヒも通院保障がついており、がんで必要な保障を幅広くカバーできる保険と言えるでしょう。
入院中は医療保険で賄えるので、退院したら通院では考え方次第ではありなのかもしれませんが、個人的には入院保障の上乗せが欲しいような気もします。
あとは、楽天と同じく「がん診断(悪性新生物)」で払い込み免除となるのもポイントです。
そして、保険料は更新型ではないため、後々保険料が上がることがない点も安心です。
アクサダイレクト生命のがん保険
保険料の安さが魅力的なのが、アクサダイレクト生命のがん保険です。
特約を自由にカスタマイズできるため、必要なものだけ選んで保障することができます。
1点注意したいのが、先進医療の上限が500万円という点です。
先進医療の利用が1度なら500万円でも十分なのですが、再発や別のがんを患った場合を考えると、少し不安な金額設定のようにも感じます。
他の保険会社が1000万円~2000万円が標準となっています。
そこを頭に入れておいた方が良いでしょう。