「新卒でフリーランス」と夢見ている人は「一度は社会経験しろ」って思う

Pocket

「新卒でフリーランス」にあこがれる若者が増えているようです。

もちろん「自分には独立してやりたいことがある」とはっきり言える人は、自分の信じた道を突き進んだ方がいいと思います。

だけど「フリーランスよさそうだなぁ」ってくらいの気持ちなら、かなり危険な状態です。

なぜなら、真実を見極めることなく「煽られている」だけだからです。

 

だけど、生半可にフリーランスになるのは「修羅の道」だから覚悟しましょう。

そもそも「仕事をしたことがない」若者がフリーランスになって、どんな仕事ができるんでしょうか?

多分、社会を知らないままフリーランスになっても、経験値が低くて「仕事が甘い」状態になりやすいでしょう。

そもそも、フリーランスはサラリーマン以上の努力をする必要があります。

会社に属していれば固定給が支払われますが、フリーランスはすべて「成果報酬」です。

会社のように「誰かが仕事を代わりにやる」ことがないので、すべて自己責任でやり遂げなければいけません。

だけど、修行もせずに「一人前の仕事」ができるのか、疑問しか残りません。

フリーランスは「一度就職した人」がほとんど

そもそも、フリーランスに転身した人は「一は度就職している」人がほとんどです。

本当にフリーランスになりたいなら、就職して、仕事について学んで、人間について学んで、それから「フリーランス」になればいいんです。

そこで「会社がイヤだなぁ」と思って辞めて「フリーランス目指そう」という流れになるのは、よくあることです。

彼らは、結果的に「フリーランスになった」かもしれませんが、一度は会社で「仕事の厳しさ」を味わっています。

つまり、「フリーランスの仕事をなめている」人は「役不足で全然稼げない」という地獄を見るでしょう。

自分の力でお金を稼ぐことは、はっきり言って「難しい」です。

「フリーランスの方が忙しい」だけど「収入は落ちた」ということは、珍しい話ではありません。

5年、10年たって「フリーランスからアルバイトや派遣へ」と流れる人だっています。

 

それでも「フリーランスになる」と決めているなら、少なくとも学校を卒業する前に「毎月15万円以上を稼いで当たり前」という状況を作っておいて当たり前です。

この金額は、派遣やアルバイトでも稼げる金額ですが、フリーランスとして稼ぐのは結構難しいです。

これがクリアできないようでは、フリーランスになる覚悟が足りないと言わざるを得ないでしょう。

逆に自力でこの金額を稼げるなら、フリーランスという選択をしても、自力でお金を稼ぐ術を身につけられるでしょう。

 

「フリーランスがいいよ」という声の正体

そもそも、なぜ「フリーランスがいい」と思っているのでしょうか?

「フリーランスがいいよ」と煽る人は、大きく分けるとこの3パターンに分けられます。

 

・自分の利益のために煽って自分のファンを作るのが目的(インフルエンサー)

・低年収だけど会社員より「自由がある」と遠吠えする(負け組)

・成功したから本当に「いいよ」と言っている(成功者)

 

フリーランスを進める人の中心は「インフルエンサー」つまり、影響力を持っている人の存在があります。

これはフリーランスだけではなく、大衆はインフルエンサーの意見に同調する慣習があります。

周りにも、芸能人・ジャーナリスト・政治家が言っていることを、そのまま真似して言っている人って多いですよね?

 

・インフルエンサーが「フリーランスいいよ」と言う

・フリーランスな自分を正当化するために「フリーランスいいよ」と言う

 

ただ、これって仕事のレベルで考えるとすごく低いです。

なぜなら、煽る人は「自分のことしか考えていない」からです。

仕事にポリシーもなければ、誰かのために仕事をするという使命感を感じられません。

「社畜」と言っている人は軽蔑しています

「フリーランスがいいよ」と煽っている連中は、会社員のことを「社畜」と表現しています。

つまり、労働者を軽蔑するだけで、なんの感謝もしていません。

 

・自分のご飯を作ってくれるお店

・自分の代わりにゴミを回収してくれる人

・老人の介護をしている介護士

・病院で働く看護師

・コンビニで働く人

 

・公共施設や道路を作っている作業員

彼らに言わせれば、こういった労働者は「社畜」呼ばわりです。

だけど、僕はどう考えても「社会に必要とされる人」だと思っています。

「社畜」の中には、お金ではなく「社会貢献」に重きを置いている人もたくさんいます。

そういった社会を作り上げている人達を、社会のすみっこで煽っている、根底にあるのは「自分さえ良ければいいって考え方」以外にあるでしょうか?

「社畜」って言える奴は、人間として「クソだな」って思います。

そもそも自営業者の親は会社員を勧めてきた

農畜産、漁業など「自営業者」として生計を立てる人達は、自分の子供に「自分のようになれ」と言わない人が多いです。

なぜなら、自営業で生きていくことは、会社員よりつらい思いをしている人が多いんです。

だから、愛する自分の子どもに「自分と同じ苦労をさせたくない」という気持ちから、会社員になるように勧めてきました。

時代を逆行して「自営業者になる」という若者が増えてきけど、「自営業者の苦労」を知らないまま「自由な生き方」だけをうらやんでいる可能性があります。

 

View this post on Instagram

 

性格イケメンくん(嫁の実家まで1200km)さん(@yousuke_jj)がシェアした投稿

就職して正社員になれば、一般的に「年収300万円以上」は稼げます。

だけど、フリーランスの平均収入を稼いでも「年収200万円以下」なんです。

もちろん、これは「1年目」の話です。

サラリーマンなら、10年たつと昇給します。

だけど、フリーランスが10年後に稼げるかは「すべて自分次第」です。

時代の変化に伴い、求められるスキルも違ってきます。

常に自分のビジネスを追い続ける能力が求められるので、賢く生きていく力も必要です。

 

そもそも、多くの労働者がフリーランスを目指したら、フリーランスの収入は上がるのでしょうか?

答えは「ノー」だと、はっきり言えます。

なぜなら、フリーランスの世界は「椅子取りゲーム」だからです。

フリーランスの誰かが稼ぐと、その分「仕事をもらえない人」が増えます。

つまり「稼げるフリーランスになれる人」は、限られているんです。

これらを考えると、安易にフリーランスになるよりも「修行するつもりで就職する」という道を選ぶ方が堅実です。